コラム

no.010
『評価者』に問われる人間的成長

2015年02月27日 | マーケティング推進部 ゼネラルマネジャー 菅桂次郎

年度の終わりが近づくこの時期は、メンバーの評価(人事考課)の季節でもある。組織から預かるメンバーを評価する立場のマネジャーにとっては、神経をすり減らす大変な季節なのではないだろうか。

私自身も約20名のメンバーの評価を担当する立場の人間として、一次評価‐面談‐評価会議という一連のプロセスに要する時間は毎年莫大なものとなり、なかなかハードな毎日を過ごすことになるわけだが・・・。

改めて、「評価される側」から見た時に、「評価する側」に求められることとは何かについて考えてみたい。

我々は日々の活動の中でも、「評価」に関する相談を受けることが多く、人事のプロフェッショナルとして「べき論」を語るわけであるが、評価される立場からはっきり言えることは、結局のところ、どれだけ納得感を得られるかが重要なことなのだと思われる。

そして、納得感の背景には、公正性が求められる。「賃金や処遇の結果が公平なものか」「プロセスに透明性があり、評価がきちんと行われているか」「評価者は公正な態度で評価しているか」など、結果の公正性、プロセスの公正性、対人面の公正性が挙げられ、その中でも、「納得感」という観点で考えれば、『誰に評価されたのか』という対人面の公正性が重要になってくる。

私個人の経験でも、やはり評価者である上司の実力であり、普段の言動であり、それらを含む『人格』という総合的なモノサシで「納得(不満)」という感情が形成されたはずだ。

そして考える。
「今の自分は、メンバーから納得してもらえる人物なのか」と。

品行方正、温厚篤実、公明正大、謹厳実直、清廉恪勤

まだまだ程遠いなと反省する。